Event

京都から木の文化を考えるシンポジウム
~木の文化と空間デザイン・文化的景観と北山杉~

配信日時 2022年3月6日(日)13:00~
参加費 無料
配信媒体 Zoomウェビナー
申込〆切 2022年3月3日(木)
主 催 京都市 木の文化・森林政策推進本部 北山林業の活性化ユニット
協 賛 三井住友信託銀行株式会社
後 援 (一社)日本インテリアプランナー協会、(一社)日本商環境デザイン協会、
(一社)日本デザインコンサルタント協会、(公社)日本建築家協会

▶▶お申込みはこちら event@design-center.co.jp から◀◀

お手数ですが、参加者氏名、ふりがな、ご所属、役職、業種(例:建築設計)、ご連絡先(TEL、E-mail)をご記入の上、E-mailにてお申込みください。

古来、京都はその周辺に丹後、越前を抱えて日本文化の粋を集め、全国へと伝搬させてきました。「素材」を匠の技によって「部材」とし、さらにそれらを「編集」して、日本の空間デザインに大きな波を作り出してきたのです。 20世紀の工業資材をベースにした建築に対して、21世紀はよりヒューマンな自然素材中心の建築へと転換しようとしています。本シンポジウムは、単に木質空間について語るのではなく、京都が「日本の木の文化」を語り継ぐコアな「場」であることをあらためて確認し、次世代の空間デザインへと発展させたいと考えます。


13:00 開会


13:10 第1部「京都中川の北山林業景観の魅力」
     堀 大輔(京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課記念物係長)


13:30 第2部「我が国の木の文化において京都が果たす役割」
     モデレーター:船曳 鴻紅(デザインコンサルタント・東京デザインセンター代表)
     橋本 夕紀夫(インテリアデザイナー・橋本夕紀夫デザインスタジオ代表)
     池貝 知子(インテリアデザイナー・アイケイジー代表)
     新関 謙一郎(建築家・NIIZEKI STUDIO代表)


14:20 第3部「北山林業活性化に向けた今後の展開」
     門元 英憲(株式会社内田洋行オフィス商品企画部部長)
     松本 敏(菊池建設株式会社代表取締役社長)
     宮川 敦(ナイス株式会社管理本部経営企画室部長)
     前田 昌利(パワープレイス株式会社代表取締役社長)
     風間 篤(三井住友信託銀行株式会社理事・地域共創推進部長)


15:15 閉会

モデレーター

船曳鴻紅(ふなびき こうこ)
株式会社東京デザインセンター 代表
一般社団法人日本デザインコンサルタント協会 代表

東京大学卒業。文化人類学者の夫と共に世界の多様な文化を経験する。1992年に日本初のインテリア・マート東京デザインセンターをオープン。また全国の地場産業活性化を支援する活動を行い、国産材利用促進のため、林業界と建築・インテリア業界の連携にも取り組んでいる。
グッドデザイン賞審査委員、愛知県立芸術大学客員教授、武蔵野美術大学評議員、金沢卯辰山工芸工房講師、内閣府行政刷新会議事業仕分け評価者、林野庁林政審議会委員等を歴任。

*以下の講師の方々はビデオ出演となります。

橋本夕紀夫(はしもと ゆきお)
橋本夕紀夫デザインスタジオ 代表

愛知県生まれ。愛知県立芸術大学デザイン学科卒業。
1986年スーパーポテト入社。1996年に橋本夕紀夫デザインスタジオ設立。ナショップライティングコンテスト優秀賞、JCD優秀賞、北米照明学会IIDA アワードオブエクセレンスなど多数の受賞歴を持つ。
現在、昭和女子大、早稲田大学芸術学校講師。
著書に『LEDとまげわっぱ - 進化する伝統デザイン』(六耀社刊)がある。

池貝知子(いけがい ともこ)
株式会社アイケイジー 代表

日本女子大学家政学部住居学科卒業後、松田平田設計を経て、2006年アイケイジー設立。住宅を中心に設計活動を続けたが、2012年に完成した代官山T-SITEでは、クリエイティブディレクターとして施設全体のディレクションを担当。また2015年に内装設計した二子玉川・蔦屋家電は、書店と生活家電を融合させた新しいライフスタイル店舗として提案を行った。近年は海外にも活動の場を拡げ、YJY Maike Centre Flagship Store (西安), 前檐Yan (深圳)では、海外デザイン賞も数多く受賞。

新関謙一郎(にいぜき けんいちろう)
株式会社 NIIZEKI STUDIO 代表

東京生まれ。明治大学大学院博士課程修了後、1995 年 NIIZEKI STUDIO 設立。2007年にはドイツ建築賞DETAIL Prize最優秀賞を受賞するなど、早くから海外においてもその建築作品が高く評価される。 また日本建築仕上学会作品賞受賞に見られるように建築素材への関心が強く、近年は山形県栄町大通景観検討委員を務めるなど、景観まちづくりにも関わっている。
現在、武蔵野美術大学講師。

「京都から木の文化を考えるシンポジウム」告知文書(PDF)をご覧いただけます。

北山杉景観

北山杉せり

ごはんや一芯京都店(デザイン:㈱ムーンバランス・辻村久信氏)

梅小路ポテル京都・aeruルーム北山杉の部屋

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